朝は水洗いだけでメイクしていい?洗い直す前に見るポイント
水洗い後、パフを持ったまま鏡で額と頬を確かめる女性
朝の水洗い後・メイク直前

朝、水洗いだけ。
そのままメイクしていい?

顔を拭いて、スキンケアやメイクを始めようとしたとき。鼻まわりに指が触れると少しベタつくのに、頬はもう乾きそう。洗顔料でもう一度洗うべきか、このまま進んでよいのか迷う朝があります。

額や鼻が少し気になるだけなら、顔全体を洗い直す必要はありません。

まず、ベタつくのが額・鼻・あごだけなのか、顔全体にぬるつきが残っているのかを見ます。頬につっぱりやヒリつきがあるなら、さらに洗うより保湿を優先します。水洗いだけで不快感がなく、手で触れても部分的な重さが気にならなければ、そのまま保湿と日やけ止め、メイクへ進んで構いません。

ここで考えたいのは、朝洗顔を今後ずっと水だけにするかどうかではありません。すでに水洗いを終えた今、メイク前にもう一度洗う必要があるかという、その朝だけの迷いです。
01 洗い直す前に
水洗いを終えた朝の洗面台とタオルとメイク用パフ

鼻のベタつきだけで、
水洗いを失敗にしない

水洗いでは、汗やほこりなど水となじみやすいものは流しやすい一方、皮脂や前夜のクリームなど油分を含むものは、肌の上に感触が残ることがあります。だからといって、わずかに油分を感じること自体が洗顔の失敗ではありません。肌に必要なうるおいまでなくなったような、強いさっぱり感をゴールにしないことが大切です。

反対に、時間がないからとベタつく部分へすぐファンデーションを重ねると、パフが滑ったり、塗った直後から小鼻まわりだけ厚く見えたりすることがあります。必要なのは、全部を洗うか、そのまま隠すかの二択ではありません。

額・鼻・あごと、頬を分けて見てください。

気になるのが皮脂の出やすい部分だけなら、頬まで同じ洗い方を繰り返す必要はありません。顔全体がぬるつくのか、一部だけなのか。この違いが、洗顔料を使うかどうかを決める最初の目安になります。

02 ベタつきの見分け方
前夜のスキンケア、Tゾーン、頬の状態を確かめる図

昨夜のケアと、
今触れた場所を一緒に考える

水洗い後の重さには、寝ている間に出た皮脂だけでなく、前夜に使ったクリームやオイルの感触が残っていることもあります。触った感覚だけで正体を決めつけず、昨夜いつもと違うものを重ねていなかったかも思い出してみてください。

何度も触らず、一度で確かめる

洗面台の照明だけでなく、できれば窓に近い場所など、毎朝なるべく同じ明るさで額と頬を見ます。光って見えるだけなら、まずは清潔な指の腹で額か小鼻に一度だけ触れ、次に頬へ触れて差を比べます。指を滑らせたり、小鼻を押したりする必要はありません。

昨夜のケア普段より油分を重ねた

クリームやオイルを多めに使った、フェイスマスクのあとに複数品を重ねたなど、いつもの夜との違いを振り返ります。

額・鼻・あご指が滑る重さが残る

清潔な指で一度だけ触れ、額や小鼻だけにベタつきが残るのか、顔全体に同じ感触があるのかを確かめます。

頬・口まわりつっぱりや刺激感がある

表情を動かしたときにつっぱる、カサつく、ヒリつく場合は、洗い足すより肌をこすらず保湿へ進みます。

03 朝の状態別
水洗い後の肌状態に合わせた朝の選択肢

今の肌に近いものから、
洗う範囲を決める

額も頬も不快感がないそのまま朝の保湿へ

洗顔料は足さず、普段どおりの保湿と日やけ止めへ。水洗い後の肌を何度も触って確認する必要もありません。

鼻まわりだけが重い気になる部分から短く洗う

洗顔料を使うなら、額・鼻・あごなど重さのある場所から。頬は最後に短くなじませるか、乾燥が気になる場合は泡を長く置きません。

顔全体にぬるつきがある洗顔料で一度洗う

前夜に油分の多いケアを重ねた心当たりもあり、顔全体に同じ重さが残るなら、手元の洗顔料の使い方に沿って一度洗います。

頬がつっぱる・ヒリつくもう一度は洗わない

洗顔料を足さず、水分をこすらず押さえて保湿へ。赤み、腫れ、かゆみなどがある場合は、使用中の製品を中止し、症状に応じて医療機関へ相談してください。

「さらさらになったか」ではなく、「メイク前に不快な残りがあるか」で止めどきを決めます。

指がまったく滑らなくなるまで洗う必要はありません。一度決めた方法で洗ったら、すすぎ残しだけを確認し、洗顔料を追加せず次のケアへ移ります。

04 洗顔料を使う朝
額と鼻から洗顔料をなじませる女性

皮脂の多い場所から洗い、
頬は触れる時間を短く

洗顔料を使うと決めたら、まず容器や箱にある使用量、泡立て方、すすぎ方を確認します。泡立てて使うタイプなら、手のひらで十分に泡を作ってから顔へ。額、鼻、小鼻の脇、あごなど、重さが気になる場所からなじませます。

  1. 01
    髪を上げ、手を清潔にする生え際や小鼻まで無理なくすすげるようにしてから、表示にある量を取ります。
  2. 02
    額・鼻・あごからなじませる泡をクッションにし、指先で強くこすらず、ベタつきが気になる部分から洗います。
  3. 03
    頬は最後に短く触れる頬まで洗う場合も、Tゾーンと同じ時間をかけず、泡を広げる程度にとどめます。
  4. 04
    生え際と小鼻まで丁寧にすすぐ見える泡や洗顔料のぬるつきが残らないようにすすぎ、清潔なタオルで水分をそっと押さえます。

洗い終わりの目安は、肌がきしむことではありません。見える泡や洗顔料の感触がなくなり、すすぎ残しがないことを確かめたら終了です。小鼻を指で何度もこすって、落ちたかどうかを確かめるのは避けます。

05 メイクまでのつなぎ方
洗顔後のタオル、保湿料、メイク用パフ

洗ったあとは、
いつもの保湿からメイクへ

洗い直した分を埋め合わせようとして、化粧水や乳液を急に何層も重ねる必要はありません。洗顔後は、普段使っている保湿化粧品をそれぞれの表示に沿って使い、日やけ止めを塗ってからメイクへ進みます。

鼻まわりのベタつきが気になる一方で頬が乾きやすい場合は、顔全体へ同じ量を塗り広げるのではなく、乾きやすい頬から丁寧になじませます。ただし、日やけ止めは自己判断で必要量を減らさず、製品の表示量と使用範囲を守ってください。

水分を押さえる普段の保湿・日やけ止め肌をこすらずメイク

パフが滑ったら、顔全体を最初からやり直さない

保湿や日やけ止めの直後にファンデーションが滑ると、「やはり洗顔料が必要だった」と思いがちです。しかし、直前に塗ったものがまだ肌の上でなじんでいない場合や、鼻まわりだけ塗布量が多かった場合もあります。洗面台へ戻って顔全体を洗い直す前に、清潔なティッシュで小鼻を一度だけそっと押さえ、ファンデーションを少量ずつ重ねてみてください。

朝の結果は、鏡の前だけでなく昼前にも分かります。

メイク直後に鼻が均一に仕上がったか、頬に粉っぽさが出なかったか。さらに昼前に小鼻だけが大きく崩れなかったか。この三つを見ると、水洗いのままでよかったのか、次回は洗う範囲を変えるべきかを考えやすくなります。

06 同じ迷いが続くなら
朝のメイク道具と夜の洗い流すケアを同じ空間で見直す静物

朝だけで解決しようとせず、
昨夜から一つだけ見直す

毎朝同じ場所が重く感じるなら、水洗いのやり方だけが原因とは限りません。前夜に使うクリームやオイルの量、朝に洗顔料を使う範囲、朝の保湿の重ね方のうち、気になるものを一つだけ変えてみます。全部を同時に替えると、翌朝の肌が変わっても、どの違いが関係したのか分からなくなります。

最後に何を、どのくらい重ねたか

新しく使ったもの、多めに塗ったもの、いつも省くのに追加したものを一つだけ覚えておきます。

翌朝鼻と頬に、どんな差があったか

鼻だけ重いのか、顔全体に同じ感触があるのか、頬につっぱりがないかを比べます。

昼前メイクがどこから変わったか

小鼻の崩れ、頬の粉っぽさ、つっぱりのうち、前日と違った点を一つ確認します。

夜の落とし方から見直したい場合に

ポアクリアセラムは、皮脂汚れ・メイク汚れ・古い角質を含む汚れへなじませ、少量の水やぬるま湯で乳化して洗い流すオイル美容液です。朝のベタつきを取るために追加するものではありません。その日に使った日やけ止めやメイクの落とし方を確認したうえで、夜の洗い流すケアとして自分に合うかを検討してください。

※ 洗顔料、保湿化粧品、日中用化粧品は、各商品の使用方法・使用量・使用上の注意を優先してください。

※ 使用中または使用後に赤み、腫れ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、症状に応じて医療機関へ相談してください。

※ 本記事は一般的なスキンケア情報であり、特定の症状の診断・治療を目的とするものではありません。

企画・編集:Smart Cosme編集部