面で触れ、湿りを抱えやすい
肌とベースメイクへ直接触れ、液状・クリーム状の残りが内部へ入りやすい道具です。
MAKEUP TOOL CARE
日曜の朝、ファンデーションが残ったスポンジと、毛先に粉が固まったブラシを洗面台へ並べる。「どちらも週1回洗えばいいのかな」と検索したことはありませんか?
スポンジは使用ごとの洗浄を起点にし、ブラシは使った後に粉や皮脂を拭き取り、水洗いは7〜10日という皮膚科の目安とメーカー表示・毛先の状態を照合します。どちらも、完全に乾くまでが一回の手入れです。
全部を毎晩水洗いする必要がある、という意味ではありません。毎回の軽い手入れと、水を使う洗浄を分けると、続けやすさと道具への負担を両方考えられます。
01 / SPLIT THE TOOLS

米国皮膚科学会(AAD)は、メイクスポンジは使用ごと、メイクブラシは7〜10日ごとに洗う目安を紹介しています。一方、資生堂はスポンジ・パフは汚れや仕上がりを見てこまめに洗い、ブラシは毎回付着物を拭き取ったうえで、毛先の汚れや粉含みから水洗いのタイミングを判断するよう案内しています。
数字が違って見えるのは、道具も手入れの深さも同じではないからです。
肌とベースメイクへ直接触れ、液状・クリーム状の残りが内部へ入りやすい道具です。
毛先の付着物を使用後に落とし、毛束全体の洗浄は別のタイミングで行えます。
まず「何日たったか」だけでなく、どの道具を、何で使ったかを見ます。
02 / TWO LEVELS

ブラシを使うたびに水洗いすると、乾くまで時間がかかるだけでなく、毛や接着部を傷める可能性があります。資生堂も、洗う頻度が高すぎると毛の劣化を早めるため、筆先の状態で判断するよう説明しています。
スポンジはそのまま次回へ戻さず、洗う側へ。ブラシはティッシュ等へ毛先をやさしく当て、粉や皮脂を落とします。
スポンジは使用ごとを起点に。ブラシは7〜10日を一つの目安に、製品表示、毛先の汚れ、粉含み、使用化粧品で調整します。
03 / WASH GENTLY

専用クリーナーまたは、製品表示に合う中性洗剤を使います。ぬるま湯で軽く押し洗いし、すすぎ水が透明になるまで十分にすすぎます。強くこする、熱い湯を使う、長時間つけ置きする方法は避けます。
ぬるま湯で毛先を洗い、柄との接着部まで長時間水へ沈めません。汚れが落ちるまでやさしく洗って十分にすすぎ、清潔なタオル等で水気を取ります。
製品によって推奨方法が異なるため、購入時の説明を先に確認してください。洗浄力を強くすれば、早く清潔になるとは限りません。落とすことと、道具の形を保つことの両方が必要です。
04 / DRY COMPLETELY

洗ったスポンジを湿ったままケースへ戻す。ブラシを立て、毛先から入った水が柄へ流れるまま乾かす。どちらも、洗った安心感の後で起こりやすい見落としです。
スポンジ・パフはタオルにはさんで水気を取り、風通しのよい日陰で十分に乾かします。ブラシは余分な水分を取り、毛先が台の外へ出るよう横向きに置きます。直射日光や高温で急いで乾かしません。
05 / MAKE A SYSTEM

清潔を続けるコツは、気合より置き場です。
完全に乾き、次に使える道具。
使い終わり、洗う前の道具。
洗浄済みで、まだ乾燥中の道具。
小さなトレーや通気のよい場所を三つに分けます。スポンジを2〜3個用意して回せば、夜に洗った一つが乾いていなくても、朝はCLEANから選べます。
「週1回洗う」という予定だけでは、乾燥中の空白まで埋まりません。次に使える乾いた道具を確保するところまでが頻度設計です。
06 / TIME TO REPLACE
表面が粗い、穴がある、ゴワつく、厚みや弾力が戻らない。
毛束がまとまらない、毛抜けや広がりが目立つ、粉含みが戻らない。
洗って乾かしても仕上がりや肌当たりが戻らない。
道具を替えても赤み、はれ、かゆみ、痛み、発疹などが続く場合は、メイク道具だけを原因と決めず、使用を控えて医療機関へ相談してください。
TODAY'S DECISION
スポンジとブラシを、同じ週1回へそろえなくて大丈夫です。
洗浄後は、完全に乾いてからCLEANへ戻します。
今夜はまず、手元の道具をスポンジとブラシに分け、CLEAN・USED・DRYINGの置き場を決めてください。明日の朝、迷わず乾いた道具を手に取れれば、続けられる頻度に変わっています。
NEXT QUESTION
スポンジを替えても、ファンデーションが小鼻や頬へ点状にたまる場合は、道具の衛生とは別に、朝の保湿量、待ち時間、重ね方を分けて確認します。